UXハニカムとはUXを構成する7つの要素を表したハニカム構造であり、この概念を図示することで性質をより理解するためのフレームワークです。中心の「価値」を囲む6つの要素がそれぞれ満たされることで、ユーザーにとって価値のある体験を創造することができるという考え方になっています。
引用元:http://semanticstudios.com/user_experience_design/
UXハニカムの中心に置くいわゆる「目的」であり、周りの6つの要素をしっかりと満たすことで価値ある体験を創造することを目指します。
提供されるプロダクトやサービスが顧客にとって役に立つのか、そのユーザーのニーズを満たすのかという観点で改善点を見出します。そのニーズをしっかり把握すること、ニーズを踏まえた企画立案を行うことが改善のポイントです。
提供されるプロダクトやサービスが利用するユーザーにとって「使いやすいのか」という観点で改善点を模索します。より価値のある体験を提供するためにはストレスを感じさせることなく利用できる環境が必要であり、ユーザー視点での改善が重要です。
ユーザーのニーズに合ったプロダクトやサービスを提供していても、認知されずたどり着けなければ意味がありません。そのためユーザーが欲しているコンテンツまでスムーズにたどり着けるかどうかというポイントも重要です。
ブランドとしての価値が高いものでない限り、提供されるプロダクトやサービスが信頼できるものでなければ利用価値を見出すことはできません。提供されているものがユーザーとして信頼できるかどうかという観点で改善を模索します。
ターゲットとなるユーザーは、提供するコンテンツに必ずしもスムーズにたどり着けるとは限りません。そのため、さまざまな状態のユーザーがたどり着くことができるよう、アクセシビリティについても見直す必要があります。
ユーザーの興味や関心を引くためには、エモーショナルなデザインも重要です。アイデンティティを反映したデザイン設計だけでなく、ターゲットであるユーザーが好感を持てるようなデザイン設計を行うことも大切なポイントです。
DXやUXを価値の創造に繋げていくためには、さまざまなフレームワークを用いて分析・深堀をする必要があります。あらゆる分析手法を使いこなすDXコンサルであれば、DX・UXの価値をより高めるためのお手伝いをしてくれるでしょう。