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SWOT分析

ビジネスにおいて影響を与えられる要素は大きく分けて2つあり、それぞれ「内部環境」と「外部環境」と呼ばれています。内部環境を「強み」「弱み」、外部環境を「機会」「脅威」と分けてそれぞれ分析を行う「SWOT分析」について紹介します。

デザイン思考とSWOT分析

デザイン思考はデザイナーがよく使う考え方であると言われており、ユーザー視点に立ちながらプロダクトやサービスの本質的な課題・ニーズを発見し、ビジネス上の課題解決のための思考プロセスとして活用されます。
このデザイン設計を行う際に用いられる思考プロセスは、ビジネスにおいてよく利用される場面が多い「SWOT分析」との相性がよいとされています。これらの考え方をうまく組み合わせることで、課題の洗い出しや次なる一手の検討を確実に進められるようになります。

SWOT分析の使い方

SWOT分析の目的

自社の課題や今後どうしていくのがよいかを考えるにあたって、漠然とした考えでは適切・的確な対応策を練ることはできないでしょう。そのため強み・弱み・機会・脅威という4つの要素に分けて考えることで、自社における市場の機会や対応するべき課題などを明確にすることができます。

4つの要素

SWOT分析においては「内部環境」である自社の強み(得意技)・自社の弱み(弱点)、「外部環境」である機会(市場の拡大可能性)・脅威(競合の状況)とう4つの要素から分析が進められます。自社でコントロール可能なものを「内部環境」、自社でコントロールできないものを「外部環境」として捉え、どこまでを所与とするのか、またどこが自社として努力不足なのかなどをしっかりと区別して洗い出します。

作成の流れ

最も分かりやすくこのSWOT分析を活用する検討方法が「クロスSWOT」と呼ばれるマトリクスのフレームワークです。縦軸に内部環境(強み・弱み)、横軸に外部環境(機会・脅威)を置き、それぞれの交差点で何ができるかについて掘り下げて検討を行います。同じ事実・情報から複数の選択肢を生み出すことが可能な思考プロセスとなっています。

明確な思考が大切

フレームワークを活用するうえにおいては「ただ埋めるだけ」の作業をやっていてはいけません。より本質的な活用を行い、自社の課題が何なのかを明確に洗い出すためには、経験豊富な外部専門家に依頼するのも一つの手段でしょう。

【業界別】
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