当サイトが厳選したDXコンサル会社46社の中から、ここではO2を詳しくご紹介します。O2のDXコンサルの概要、得意としている分野や各分野サービス内容などをまとめています。製造業界の実務経験者による、製造業に特化したコンサルティング会社です。
株式会社O2は、2004年3月に創業した製造業向けのコンサルティング会社。製造業に関する分野であれば非常に細かいところまで対応しているO2ですが、それら分野を大きく分ければ「業務改革支援」「IT/ビジネスプラットフォーム」「教育/共育」の3つ。うち最も力を入れている「業務改革支援」においては、主に戦略策定・改革実行、技術、設計、生産./調達改革、海外事業展開などの支援に力を入れています。
製造業の運営には多面的な要素が複雑に絡むため、広範囲にわたる視野の取り組みが不可欠。そのため、画一的・表装的な方法論だけでは、企業の全体像に対応できないことはもとより、一つの領域すら満足に捉えることはできない、とO2は考えています。
O2で活躍しているコンサルタントの90%以上は、製造業における実務経験者。製造業で持続的な成功を収めることの難しさを肌で知っているコンサルタントだからこそ、他社にはできないコンサルティングが期待できるでしょう。
DXとは、ITやデジタル技術を導入を通じて企業の在り方そのものを根本的に変革していく取り組みのこと。その実現に向けて様々な課題をクリアする必要がありますが、中でも大切な課題の一つがビジネス面における課題の解決です。
O2では、IT・ビジネスプラットフォームの変革プログラムとして、具体的に「AIサービス」「IT導入PMO支援」「BOM構築/PLM・CAD・CAM・CAE導入」「IoT支援」の4つの軸を設定。各クライアント企業の現状分析、目標、経営理念、社員のスキル、業界の特性等を考慮しながら、4つの軸に強弱を付けつつ、対話しながら適切なプランを策定していきます。
机上の戦略を推進するだけではなく、常に「技術」と「現場」を見据えたサービスを提供することが、O2の全てのコンサルティングに共通する姿勢です。
DX推進にあたり、多くの企業が抱えている悩みがデジタル系・IT系における人材不足。社内に人材が不足する場合には、外部から人材を確保しなければなりませんが、外部でも同様に人材不足を課題にしていることが多いことから、DXを積極的に推進できるメンバーを調達することは簡単ではありません。
多くの企業が抱えるデジタル系・IT系の人材不足という課題に対し、O2では、既存の社員や新規社員を教育するプログラムを提案。具体的には、「デザインシンキングWS」「構想設計可視化」「“構想設計”教育・実践サービス」「物理現象モデル化」の4つのカテゴリを設定し、各クライアント企業の従業員スキルに合わせた適切な教育・研修プランを策定します。
DXに限らず、もとより製造業の新入社員教育において豊富な実績があることもO2の特徴。メカ、エレキ、組込ソフト、システム、工程・設備などのコースを通じ、実践型のカリキュラムを実施することで現場に有用な従業員を数多く育成してきました。