おすすめDXコンサルティング会社一覧 » DXにおけるUXの重要性 » ビジネスモデルキャンバス

ビジネスモデルキャンバス

新規参入にけるビジネスモデルの構築や既存事業の見直しに有効とされ重宝されるフレームワーク「ビジネスモデルキャンバス(BMC)」は、スピード感も含め活用しやすい画期的なツールとして重宝されています。

ビジネスモデルキャンバスの使い方

ビジネスモデルキャンバス(BMC)は、下表のような書式でビジネスモデルを可視化するツールです。

引用元:https://www.strategyzer.com/expertise/business-models

上記のような表を、以下のような項目にしたがって埋めていき、それぞれの価値提供プロセスがどうなっているのか、どこに自社としての価値が帰属しておりどこに課題があるのかを可視化します。このフレームワークを活用し、ビジネスアイデアを細かく分析したうえでしっかりとしたビジネスモデルを構築していくことが競争を生き抜いていくうえで必要な取り組みです。

このビジネスモデルキャンバスはしっかりと考え抜いたうえでそれぞれの構成要素を定めていき、ビジネスアイデアを整理することで力を発揮できるフレームワークとなっています。うまく活用できれば数十ページにもわたる事業計画書を作成するよりもはるかに低コストで大きな効果が期待できるかもしれません。

ビジネスキャンバスのメリット

ビジネスモデルを素早く作成できる

前項で説明した通りですが、ビジネスモデルキャンバスはビジネスモデルを素早く可視化できる画期的なツールです。ビジネスにおいて最もウエイトを置きたい(リソースを費やしたい)のは運用にプロセスであり、検討や検証はできるだけ素早く効率よくこなしたいというのが一般的ではないでしょうか。かといってリソースを削りすぎると質の良い検討や検証はできませんが、ビジネスモデルキャンバスのようなフレームワークをうまく使うことで、素早く効率的な検討が実施できます。

「最適化」と「可視化」

ビジネスモデルキャンバスでは各構成要素を独立して考えるのではなく「相互作用」にも留意しながら検討を進めます。そうすることでそれぞれの構成要素にどのリソースをどの程度費やすのかという「最適化」の議論を外すことなく考えることができ、課題となる「どこに何がどれくらい足りないのか」という課題点を「可視化」して炙り出すことができます。

最適なフレームワークの活用を

フレームワークを活用する際には自社の課題に合わせたものを適切に選択し、最適な運用を行うことで効果が発揮されます。自社にはどのようなフレームワークのどのような運用が適しているのかは、専門家に相談してみるとよいのではないでしょうか。

【業界別】
アプリ開発による
DX取り組み事例

固定バナーpc