当サイトが厳選したDXコンサル会社46社の中から、ここではモンスターラボについて詳しくご紹介します。提供しているDXコンサルの概要、得意としている分野や各分野サービス内容などをまとめましたので、ぜひ参考にしてください。DXを大前提とした技術系・コンサル系のサービスを提供している日本発のグローバル企業です。
モンスターラボは、2006年に設立されたデジタル系企業。アプリ・ソフトウェア開発などの技術系サポート、およびDX実現に向けた各種コンサルティングを専門に行っている会社です。当初は東京都小金井市に誕生した小規模な会社でしたが、その高い技術力、精緻な分析力、的確な提案力などを背景に、わずか数年で海外にも拠点を展開するまでに成長。2022年現在、全世界に1,400人以上のメンバーを有するグローバル系IT企業として強い存在感を放っています。
細分化すれば様々なサービスに対応しているモンスターラボですが、それらサービスのいずれもDXに関与しているもの。「DX推進サポート」「UX/UIデザイン」「アジャイル」「プロダクト開発」「プロダクト管理・品質保証」などに事業を分類化し、それぞれDXという視点からクライアント企業に則したサービスを提供しています。
「テクノロジーで世界を変えることに挑み続ける」ことがモンスターラボの目標。まさに世界が目標とするDX実現と志向が一致します。
個々のユーザーの行動をデータに基づいて分析し、ユーザーオリジナルのジャーニーマップ作成を提案するモンスターラボ。「UXデザイン」と「UIデザイン」の両概念を軸に、同社ならではの細やかなデザイン戦略を提供しています。
「UXデザイン」とは、個々のユーザーが日常で行う動作や体験に基づいた「人間中心設計」の考え方。ペルソナの行動を調査・分析してサービス体験をシナリオ化することで新たなジャーニーマップを作成し、個々の生活に自然に溶け込んでいくイメージで、ユーザーファーストのデザインにカスタマイズしていきます。
「UIデザイン」とは、直感的に操作ができるようユーザーの行動動線を最適化する考え方。サービスの全体設計図から要件を抽出してワイヤーフレームに落とし込み、実際に操作して検証可能なモックアップを作成。専門家によるチェックやユーザビリティのチェックを実施し、継続的にブラッシュアップを行います。
DXに寄せられている大きな期待の一つが、いわゆるデータドブリン経営。ビッグデータの分析結果を基に、ビジネス上のあらゆる課題解決へとつなげたり、新たな事業の創出へとつなげたりする経営志向をデータドブリン経営と言います。
モンスターラボでは、このデータドブリン経営を現実のものとして企業に定着させるべく、具体的なステップで専門的な支援を行っています。
例えばビッグデータを新規事業創出につなげる場合、第一に、取得したデータを活用したサービス・機能案をまとめることからスタート。第二に、データがない状態からでもユーザーに価値を提供できる設計を立案。第三に、新規事業を進める上で想定通りのデータを取得・分析できているかの確認と検証を実施。第四に、ハーベストループ（実際にユーザーにサービスを利用してもらい、その利用データを基に提供サービスの価値向上へとつなげていくループ）が確立されたかどうかを確認します。
確立された各ループ同士を二重、三重に組み合わせるなどし、更なる価値向上や価値拡大を図っていくという戦略です。
モンスターラボの真骨頂とも言えるサービスが、アプリ・システム開発。これまで2,200件を超える開発実績のノウハウを駆使し、デザインから技術面までワンストップで対応しています。
サービスの流れは、まずクライアント企業の課題や目的などを十分にヒアリングしたのち、プロジェクトに必要な各分野のプロフェッショナルをアサイン。プロジェクトオーナー、ビジネスデザイナー、UX/UIデザイナー、PMO、エンジニアなど、必要に応じたプロフェッショナルを人選し、ビジネスとしての実現性の検証を行った上で、チームを組んで開発を進めます。
これまで提供したアプリ・システム開発実績は、iOSアプリ、Androidアプリ、Webアプリ、LINEアプリ、MVP、ＱRコード決済、EC、セルフオーダー、GPSなど非常に多彩。大手企業からの受注案件も豊富です。
DXの拡大・加速に伴い、多くの企業においてDX人材の育成・教育への投資を始めています。この流れに応じ、モンスターラボでは、かねてからクライアント企業のDX人材の育成・組織強化を同時進行でサポートするため、ブランド開発ワークショップやスキルトランスファー型支援などを実施し、スムーズなプロジェクト進行を支えてきました。
2021年8月には、「DX推進における人材育成のあり方」と称するホワイトペーパーを無料で公開（同社公式HPからダウンロード可能）。DX推進の人材不足に悩んでいる経営者、DX推進に対する社員のリテラシーが不十分と感じている経営者、DX人材の育成に時間を割くことができない経営者などに向け、解決のヒントとなるフレームワークを紹介しています。
なお、同ホワイトペーパーでは、実際にモンスターラボのスキルトランスファー型支援を受けた会社の事例・インタビューも紹介。プロジェクトの当事者から、リアリティのある生の声を聞くことができます。