当サイトが厳選したDXコンサル会社46社の中から、ここではアバナードを詳しくご紹介します。アバナードのDXコンサルの概要、得意としている分野や各分野サービス内容などをまとめています。アバナードは、マイクロソフトとアクセンチュアの共同出資で誕生したデジタル系コンサルティング会社です。
アバナードは、2000年4月に設立されたデジタル系コンサルティング会社。マイクロソフトのプラットフォームを活用した各種のサービス、ソリューションを提供する目的で、マイクロソフトとアクセンチュアの共同によって誕生した会社です。
「全ての業界に変革とイノベーションを」を合言葉に、銀行や消費財、エネルギー、ヘルスケア、保険、製造業、リテールなど、大半の業種を対象にデジタルソリューションを提案。ビジネス課題の解決、データ利活用システムの構築支援、デジタルマーケティングシステムの立案と実装支援、セキュリティ対策、基幹システムの構築など、DX推進に向けたあらゆる分野からサポートを提供しています。
マイクロソフトが共同出資して設立した会社ということもあり、6万以上のマイクロソフト技術資格の保有、100回以上のマイクロソフトパートナー賞の受賞、18分野でのマイクロソフトゴールドコンピテンシー保持など、マイクロソフトのシステムを使いこなす点では世界でもトップクラスの企業。マイクロソフトシステムでDXを推進したい企業にとっては、非常に心強いコンサルティングが期待できるでしょう。
予測が不可能とされる昨今のビジネス環境。その変化のスピード感に置いて行かれないようにするためには、従来からあるシステムの安定稼働を目指す方法では不十分です。めまぐるしい進化を続けるデジタル世界では、むしろビジネス上の損失につながりかねません。
アバナードでは、従来型に見られた「システムの安定稼働に終始する」とい考え方を声、新たなビジネスプロセスやIT技術を導入しながら発展を目指す「Managed & Evolve」を提案。中長期の視野に立ち、DX実現からビジネスの変革を狙います。
これらの取り組みをリードするのが、国内外で豊富なビジネス経験を持つグローバル人材。日本の市場と日本の顧客とを知り尽くしたコンサルタントが、「Japan Hub」と呼ばれるアプローチにより、クライアント企業のビジネスを多面的な視点から支援していきます。
デジタルイノベーションの根幹とも言える取り組みが、データの利活用。IT技術の進化が急速に進む中、的確なデータ管理やデータ抽出を行うためには、戦略的な視点が不可欠です。
アバナードでは、既存データや新たなデータを価値へと変えていくため、3段階でのサービスを用意。1段階めが、データの活用環境を整える「データプラットフォームモダナイゼーション」、2段階めが、ビジネスプロセスの自動化を図る「インテリジェントオートメーション」、3段階めが、各データをつないで知見にする「AI & IoT」です。
実際にサービスを提供する際には、クライアント企業のビジネス特性に合わせ、個々に応じたプランを策定。企画立案から実装、運用、定着に至るまで、一気通貫でアバナードがサポートします。また、中身はもとよりスピードが勝敗を分けることも多いビジネス界だからこそ、豊富な実績によって事例化されたノウハウにより、最短時間での実装を目指します。
いかに時代が変わろうとも、ビジネスの中心は消費者たる顧客である点は変わりません。顧客に製品・サービスを提供する側としては、各顧客が欲しているものをタイムリーに提案できるシステムが構築されれば、顧客との信頼関係構築にもつながり、リコメンドも期待できます。
しかしながら、これらシステムを構築するためには大規模な作業が必要となり、決して簡単ではありません。自社とベンダーのみの取り組みでは、不完全なシステムになる可能性があるでしょう。
アバナードでは、顧客データに関連する戦略全般を考慮したシステムを提案しています。顧客データを活用し、ジャーニー全体にインテリジェンスを組み込むことでマーケティングをオートメーション化。eコマース体験の最適化、高速の仮装エージェントやボットの起動などを通じ、カスタマーサービスにおける経験の向上を図ります。
スタートアップ企業がしのぎを削る現代において、市場で生き残り成長していくたえには、新しい方法に対応する必要があります。すなわち、アバナードが提唱する「Ready by Design」という概念が大事になるわけですが、この概念はアプリ開発においても同じだとアバナードでは考えています。
アバナードでは、ビジネスにおいて差別化を図るアプリの迅速な構築のため、具体的には次の4つを重視した戦略を提案しています。
美しく機能的なデザインなどによりユーザーを魅了する
構築済みの俊敏なプロセスにより市場ニーズに対して迅速に反応する
従来のITを超えるビジネス変革ソリューションの実行により、新たな価値を市場へ解き放つ
市場の変化や顧客期待の進化等に合わせ、新しいビジネスモデルの構築を通じた革新的なアプリを提供する
いかなる市場を対象とする場合でも、アプリ変革の中心にあるべきものは「人間中心型」の発想であるとアバナードは考えています。
ランサムウェアによる被害拡大やリモートワークの普及などを通じ、サイバーセキュリティが急速に見直されるべき局面がやってきました。アバナードでも、DX推進と並行してセキュリティ対策を徹底して支援しています。
セキュリティ面におけるアバナードの最大の強みは、アクセンチュアとマイクロソフトとのパートナーシップが確立されていること。マイクロソフトは言わずもがな、その製品チームの開発支援を行っているアクセンチュアとの協業により、常に新しく強固なセキュリティシステムを発信し続けます。
また、セキュリティはサーバーだけではなく個人のPCやアプリケーションに至るまで広範な対策が必要となるため、アバナードでは、それらの多様なセキュリティニーズに対応するため多面的なサポートを実施。クラウドをベースとしたサーバーセキュリティ、ユーザーのデバイスを対象にしたエンドポイントセキュリティ、リスク発生を検知すると共い即時対応するためのオペレーション等、トータルでセキュリティを運用・監視する仕組みを構築しています。
予測不可能で不確実な時代を迎えている現在、いまだに「クラウドを導入すべきかどうか」との議論を行っている企業もあるようですが、アバナードでは「もはやクラウドの導入は選択肢の一つではなく、現代ビジネスにおける必須項目の一つ」と考えています。基幹・インフラ整備を推進する企業に対しては、当然ながらクラウドへの移行を前提としたサポートを行っています。
クラウドへの移行においては、①クラウドの最適化、②移行の加速、③イノベーションの推進、という3つのステップでサポートを実施。マイクロソフトとアクセンチュアの共同で誕生したアバナードだからこそ、テクノロジーと戦略とを組み合わせることで、クラウド移行による多くの価値創出が期待できることでしょう。基幹・インフラ整備に関するアバナードのサポート実績は、某大手証券会社や某グルーバル政府関連機関、某国内製造業など多くの業界に渡っています。