アプリを活用して売上拡大を狙う場合、現状の問題点を明確にする必要があります。今回は開発タイプの異なる2つの事例をもとに、アプリが売上拡大に寄与できる場面をご紹介します。
ユーザーの利用しやすい受発注アプリの開発が大きな課題でした。
それまで1件ずつ入力していた受発注作業を効率化し、最終的にはグローバル展開も視野に入れたアプリの開発が急務に。
受注側、発注側の意見を調査しながら、開発と改善を繰り返し、ユーザーにとって使いやすいアプリを作り上げました。
社内システムとの連携や、キャンペーン情報の掲載にも対応しています。
受発注業務の効率化により、売上拡大に成功。クライアントのグローバル戦略において中心となるアプリになりました。
発注側は、商品の選択から伝票の処理までを1つのアプリで完結。受注側の管理コストも下がり、受発注がスムーズになりました。結果的に売上拡大を実現し、現在もユーザーを増やしています。
非会員との接触機会を増やせるアプリ開発が課題でした。
従来のアプリでは、会員だけにしか情報発信ができず、情報を発信するためには会員登録が必須。アプリのダウンロードも含めると、より多くの方に情報を届けるには大きな壁がありました。
アプリのユーザーにも管理者にも優しいアプリを開発し、非会員でも簡単に情報にアクセスできる環境を構築しました。
主に、プッシュ通知の活用により顧客接点を増やせる仕組みを作るため、管理者のユーザビリティを重視したアプリを作成。テスト環境を簡単に利用できるため、プッシュ通知の表示や内容を簡単にチェックできます。また、編集作業も直感的操作を可能にすることで、運用工数の削減につなげます。
ブランディング化ができる導線を作り、売上拡大に成功しました。
管理者にとって使いやすい構成のため、多くの情報を少ない工数で伝えることが可能に。ユーザーにとって有益な情報がタイムリーに伝わるように工夫することで、ECサイトでの売上が飛躍的に拡大しました。
売上拡大のための、アプリ開発を依頼する会社を選ぶ際は、まず次の2つのどちらにあてはまるか検討すると効率的に案件を進められます。
1:フルスクラッチで時間をかけて細かいニーズに対応
モンスターラボ社の事例のように、経営戦略から開発のコンセプトを固め、オリジナルでアプリを構築する方法です。実現したいアプリの要望が、自社独自のルールにまつわる場合、フルスクラッチになることが多い傾向です。
2:パッケージ化されたアプリをカスタマイズし短期間でリリース
ヤプリ社の事例のように、やりたいことがある程度一般化された内容の場合は、パッケージ化されたアプリを自社用にカスタマイズすると良いでしょう。要件が定まれば、比較的短期間で安価に要望に合ったアプリを作成可能です。
まずは売上拡大に必要な要素を明確化し、内容に合ったアプリ開発会社を検討すると効率的です。