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ブランド力の向上

ブランディングにアプリを活用するには、現状の課題を整理する必要があります。今回はタイプの異なる2つの事例をもとに、ブランディングにアプリがどう貢献したか見ていきましょう。

モンスターラボのブランディングにつながったアプリ開発事例

8つの事業をワンブランドに統合し
サービスが持つ魅力を最大化

参照元:モンスターラボHP(https://monstar-lab.com/cases/nissho-ele/

企業の経営課題

グループ企業同士がすべてバラバラに見えてしまうWebページの取りまとめが課題でした。

企業イメージの一新を図るため、グループ企業すべてのWebページを更新しました。しかし「グループ企業」でしかなく、それぞれの意思はバラバラの方向を向いていました。

ソリューション

グループ企業1社ごとのアイデンティティを明確にしたうえで、さまざま角度からワークショップを実施。

グループ企業全体として、1つのチームである認識を強めたうえで新たなテーマを設け、新ブランドとしての価値や共通認識を構築していきました。

結果

顧客に届けたい情報の整理・伝達がシームレスになり、グループ企業がひとつのチームになりました。

Webページの改修から始まった新たな思想は、顧客にとっても1社ごとではできなかった思いの実現につながり、団結力のある企業としての姿のブランディングにつながりました。

ヤプリのブランディングにつながったアプリ開発事例

アプリにより、ネット注文が半年で100万DL突破

参照元:ヤプリHP( https://yapp.li/voice/hottomotto.html

企業の経営課題

既存のWebページのアプリ化が課題でした。

若年層とのコミュニケーションのため、自社製品を注文できるページや情報提供ページをフルスクラッチでアプリ化するには、費用が予算感に合わず大きな壁でした。

ソリューション

まずはWebページのUI(操作画面)を改善し、アプリライクに変更。そのまま、ヤプリ社のパッケージに乗せました。

プッシュ通知による情報の周知と直感的な操作性が若年層に新たな顧客体験を生み、ブランディングにつなげる導線を構築しました。

結果

ヤプリ社はアプリを通じてデジタルマーケティングをサポートしました。

ヤプリ社からのアドバイスをもとに、アプリを通じてブランディング施策を実行。若年層への認知拡大やコミュニケーションの増加はもちろんのこと、アプリを通じた購入体験はユーザーに大きく響きました。

総括

外部業者を通じてブランディングを行う場合、大きく次の2つに分かれます。

1.グループ企業全体の繋がりから見直す

モンスターラボ社の事例のように、企業としての魅せ方を統一し、グループ企業同士の「繋がり感」を構築したい場合

2.アプリを通じたコミュニケーションから見直す

ヤプリ社の事例のように、アプリを通じたターゲット層へのコミュニケーションから、新たなブランドイメージを構築したい場合。

ブランディングは企業が目指す形です。その形が何との繋がりによるものか、明確にしたうえで依頼先を選ぶと案件がスムーズに進むでしょう。

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